ステンレス箔とポリイミド樹脂を一体化。発熱体であるステンレス箔は、ポリイミド樹脂との密着性を高めた特別仕様材を採用。高いフレキシビリティ・高い絶縁性・超薄型化を実現しました。
超薄型(100ミクロン以下)ですので熱応答性に非常に優れ、急速加熱や急速冷却が可能です。自在な温度コントロールが出来るので、生産性の向上や省エネルギー化がはかれます。
寸法や形状の自由度が極めて高いので、最大サイズ320×530mmまで被加熱物の形状に応じた自由な設計が可能です。また設置スペースが最小限となり、曲面への設置も可能です。
ポリイミド樹脂を弊社独自の特殊な製法で一体化させることにより、接着剤を使用しないヒーターを可能としています。
ステンレス箔抵抗発熱体の採用によりヒーターが面状に発熱するので、シーズヒーター等に比べ発熱面の温度分布を容易に調整することができます。
ポリイミド樹脂を一体成型していますので、このクラス最高レベルの使用温度が得られます。またポリイミド樹脂は−200℃以下の極低温でもフレキシブル性を失わず、400℃を越える高温でも非溶解性、難然性の特性を持ちます。
高い信頼性を誇るNRポリイミドヒーターは、厳しい自主規格を持つ24時間風呂にも採用され、すでに7万台以上の実績があります。
広範囲の波長領域で、非常に高い放射率を有しています。
■赤外線放射率