 |
|
 |
|
|
車両防護柵に比べ高欄は比較的自由なデザインが可能です。実際、橋面にはさまざまな高欄デザインが採用され、個性化が図られています。
多様に見える高欄のデザインは、その形態によって下記の5種類に大別できます。それぞれに視覚、機能面などに特徴を有し、施工性や経済性にも影響するため、高欄デザインを検討する際のスタートとしてご参考ください。 |
|
|
|
 |
|
|
|
|
|
一般的に2mピッチの支柱とレールなど、横貫材で構成する形態。横方向の軸線が強調されるため、桁との一体感が表現できる上、開放感も高く、施行性・経済性も良好です。子供のレール部への乗降が懸念されるため、それを防止するデザイン上の配慮が必要です。 |
|
 |
 |
|
 |
|
|
|
横桟タイプに対し、縦格子などの縦貫部材が構成要素に加わる形態。足掛かりが少ないかわりにすり抜けしやすいため、部材間隔には配慮が必要です。施工性・経済性も良好です。 |
|
 |
 |
|
 |
|
|
ユニット化したパネルを支柱間に使用する形態。パネルのデザイン・材質によりその視覚的効果は多様で、装飾や構成においてデザインの幅は広くなりますが橋梁本体との調和に配慮が必要です。一般的にコストはやや高くなります。 |
|
 |
|
 |
|
|
 |
|
|
|
同一形態の支柱を連続させて統一性の高い高欄が形成できます。橋梁のトータルデザインとして完成度が高い反面、施工性・経済性にやや劣ります。 |
|
 |
|
 |
|
|
 |
|
|
壁による安定感の創出や空間形成が可能で、桁と一体化させた重厚な演出もできます。一方で閉鎖感や圧迫感が懸念されるため、開孔部を設けるなどの配慮が必要です。 |
|
 |
|
 |
|
|
 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|