都市景観事業部トップ橋梁関連商品>法的条件について>橋梁用防護柵関連基準の変遷
1970年代

1972年(昭和47年10月)

「防護柵設置要網」改訂 (社)日本道路協会発行
剛性防護柵
路面より80cm程度を標準
危険な箇所:110〜120cm

構造諸元を統一
剛性防護柵についての規定を追加

大幅改訂

1986年(昭和61年7月)

「防護柵設置要綱・資料集」発刊 (社)日本道路協会発行
剛性防護柵
路面より80cm程度を標準
危険な箇所:110〜120cm


防護柵についての設置計画及び具体的な設計の
技術指針を確立(仕様規定の確立)
ブロックアウト型のたわみ性防護柵を推奨
種別P
●設計諸元
注)主要横梁及び下段横梁の中心高さは、地覆上端からとする。

1998年(平成10年11月)

「防護柵の設置基準・同解説」発刊 (社)日本道路協会発行






仕様規定から性能規定への変更
種別の細分化・拡充
被害程度に応じた種別適用区間の規定
乗員安全性の規定の充実
歩行者への配慮と強化
地域特性・景観への配慮
種別SP
●設計諸元
●設計諸元
●防護柵の端部処理

2004年(平成16年3月)

「景観に配慮した防護柵の整備ガイドライン」発刊 (国土交通省道路局地方道・環境課/監修)






仕様規定から性能規定への変更
種別の細分化・拡充
被害程度に応じた種別適用区間の規定
乗員安全性の規定の充実
歩行者への配慮と強化
地域特性・景観への配慮
「防護柵の設置基準・同解説」改訂 (社)日本道路協会発行
景観形成に配慮し、防護柵の設置場所、防護柵の構造、色彩についての工夫が求められるようになった。
一般的技術基準の策定

2008年(平成20年1月)

「防護柵の設置基準・同解説」改訂 (社)日本道路協会発行
景観形成に配慮し、防護柵の設置場所、防護柵の構造、色彩についての工夫が求められるようになった。
  1. 転落車両による第三者の二次被害が発生するおそれのある場合
  2. 線形が視認されにくい曲線部など、車両の路外逸脱が生じやすい場合
  3. 地域の気象特性等によって路面凍結が生じやすくスリップ事故が多発している場合
  4. 橋梁が長いなど走行速度が高くなるおそれがある場合
  5. 歩道幅員が狭い又は縁石の高さが低い場合
既設の歩道等のある橋梁・高架のうち、上記のa)、b)、c)、d)、e)またはハイテンション型でないアルミニウム製高欄が設置されている橋梁・高架についても、必要に応じて車両用防護柵を歩道車道境界に設置するものとする。