SHOWAリターンエア デシカント空調機 詳しい特徴|昭和鉄工株式会社
従来型に比べデシカントローターの低温再生(40〜60℃)が可能なため、捨てられていた低温排熱が空調システムのエネルギーに利用できます。
※各システムにおけるデシカントローター再生温度領域(当社比)
■これまでの排熱利用の状況は?
上のグラフが示す通り、従来型デシカント空調のローター再生温度域は80℃以上必要であり、それ以下の低温排熱は給湯くらいにしか使用できません。冬期は給湯負荷が多くなるため排熱利用が省エネに貢献できますが、夏期はほとんど利用されず、捨てられていたのが現状でした。
■リタンエアデシカント空調機では?
低温でローターが再生できるため、これまで廃棄されていた低温域の排熱が空調に利用できるようになります。
3階層レイアウトのリタンエアデシカント空調機は2階層レイアウトの従来機に比べ、設置スペースを平均34%も削減。装置容積も平均約17%削減し、場所を取らない省スペース設計です。
臭いが移行しにくい、給気と還気流路を分断した別流路設計です。
デシカントローターを給気流路内に設置していないため、従来デシカント方式のような吸湿材が原因となる給気側への臭気の移行がおこりにくい構成です。
臭気が吸着しにくい素材を使用しています。
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